イオンシネマのバイトはきつい?障害者優遇で労働者ないがしろに

イオンシネマを利用した車椅子女性の対応についてX(旧Twitter)では賑わいを見せています。

X(旧Twitter)では車椅子女性に対しての批判が目立ちますが、イオンシネマの公式アカウントは全面的に謝罪を主張しています。

これはどちらが悪いのか、はたまた、バイトの立場だとどのような対応が適切なのか分からないものですよね。

イオンシネマでのバイトは人気がありますが、実際に働いてみるときつさを感じることもあるようです。

では、イオンシネマのバイトは本当にきついのでしょうか?

バイトの面接を受ける前に辞めた方がいいのでしょうか?

その真相に迫ります。

自分の都合しか考えていない車椅子女性

事の発端は車椅子女性が車椅子席がないグランシアターに事前連絡無しに利用したこときっかけで、X(旧Twitter)に投稿したことで世間に広まりました。

過去3回、車椅子席がない映画館で視聴した際、介護士資格のないイオンシネマ従業員が、そのときたまたま快く対応してくれたから今回も大丈夫だろう、配慮してくれるだろうと高をくくった結果、4人がかりで追い出されたそうです。

このように、フォロワー数2万人以上のインフルエンサーの感情論に噛みつく人が後を絶ちません。

もし、介助経験のない従業員が怪我をしたら…もしくは、自分が怪我をしたら…、そうなると、慰謝料や治療費請求など、かなりの大事になりかねません。

ゆったりできる広い席で視聴したい気持ちはよくわかりますが、発言には気を付けてもらいたいですね。

車椅子の重さはどれくらい?

車椅子の重さは、そのタイプや素材、サイズによって大きく異なります。

手動車椅子は軽量なモデルでは約10kgから、より頑丈で重たいモデルでは約20kgまでの範囲です。

超軽量のスポーツ用車椅子などは、さらに軽い場合もあります。

電動車椅子は、バッテリーやモーターを搭載しているため、一般的に重く、約20kgから50kg以上になることも珍しくありません。

これらに人の体重がプラスされるわけですから、介助経験がない人がやれば腰痛に悩まされたりするでしょう。

車椅子の価格はいくら?

車椅子の価格は、タイプ、素材、機能、ブランドによって大きく異なります。

手動車椅子は、およそ1万円から3万円程度で購入可能です。

より高機能なモデルや軽量で耐久性のある素材を使用した車椅子は、5万円から20万円以上になることもあります。

電動車椅子は、技術と機能性が高い分、価格も高くなりがちです。

一般的な電動車椅子は、10万円から100万円の範囲で、機能やデザインによって大きく価格が変動します。

立ち上がる機能を備えた車椅子や、特別な支援が必要なユーザー向けのカスタマイズモデルなどは、さらに高価になることがあります。

万が一、従業員が破損させてしまったら損害賠償は大きな痛手になるでしょう。

今後のイオンシネマは障害者優遇に

弊社の従業員への指導不足によるものと猛省しております

従業員へのお客様対応の教育再徹底と再発防止策を講じる

このように全面的に謝罪したことで、従業員の労務環境はますます厳しいものとなるかもしれません。

今後、車椅子ユーザーが、「一般席で視聴したい」と頑なに要望を出して来たら、他のお客さんに迷惑にならない程度にその要望を聞き入れることになるでしょう。

そうなると車椅子ユーザーを介助する重労働が発生し、他社の映画館でも車椅子ユーザーに徹底した配慮が求められる可能性が出てきます。

接客のバイトで入ったのに、車椅子ユーザーを介助しなければいけないなんて聞いてないよ!

雇用契約書にはそんなこと記載されていなかった!もう辞める!

このようにバイトが続々と辞めていって営業がままならない事態が発生してしまうかもしれません。

そうならないように、イオンシネマはお客から批判されても従業員を守る姿勢を取ってもらいたいですね。

この問題はイオンシネマに限った話だけではありません。

例えば、路線バスを利用する車椅子ユーザーが「運転手が親切に対応してくれなかった!」とバス会社にクレームを入れると、会社側が謝罪して担当していた運転手がペナルティを課せられるということがよくあります。

そうなると、賃金が低い上にクレーム処理に真摯に対応しなければならないことに嫌気が差した従業員は離職していきます。

それは、バス路線の減便、または廃止につながることなので危惧されています。

これと同じようなことが映画館でも起きるかもしれません。

イオンシネマのバイトの魅力とは?

イオンシネマでのバイトにはいくつかの魅力があります。

まず、映画館という特殊な職場で働くことができるという点です。

映画好きにとっては、映画館で働くことは夢のような経験です。

映画の最新作をいち早く観ることができるだけでなく、映画の知識や情報も得ることができます。

また、映画館ならではの雰囲気や仲間との交流も楽しめます。

イオンシネマのバイトのきつさとは?

一方で、イオンシネマのバイトには、それなりのきつさもあるようです。

まず、立ち仕事が多いという点が挙げられます。

映画館では、チケット販売やフロアの清掃など、立ちっぱなしの作業が多くなります。

また、映画の上映時間によっては、深夜まで働くこともあります。

そのため、体力的にも負担がかかることが多くありそうですね。

さらに、忙しい時期には客席の清掃や飲食物の販売など、多岐にわたる業務をこなさなければなりません。

ストレスや緊張感もあり、精神的な負担も大きいと思います。

また、映画館は休日や連休など、週末やイベント時には特に忙しくなることが予想されます。

まとめ

今回の騒動で障害者の介助が必要な場合は専門のヘルパーが必要だということがよくわかりましたね。

介護士資格のない従業員が対応すると、お互い怪我をしてしまう可能性があるので、素人は対価のないボランティア精神でやるべきではありません。

イオンシネマのバイトは魅力的な一面もありますが、きつさも感じることがあるようです。

立ち仕事や深夜勤務、忙しい時期の多忙さなど、体力的・精神的な負担を考慮して、自分に合った働き方を見つけることが重要です。

バイトを辞めるかどうかは個人の意思によるものですが、自分の限界を超えるような状況になる前に、適切な判断をすることが大切です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。