台風16号2021米軍やヨーロッパ進路予想と気象庁の見方?猛烈勢力で本州上陸の可能性は?

台風16号2021米軍やヨーロッパ進路予想と気象庁の見方?猛烈勢力で本州上陸の可能性は?というタイトルで、気になる台風の進路や影響を見てみましょう!

台風16号(ミンドゥル)が強い勢力となり、今後の動きが注目されています。

この記事では、「台風16号2021米軍やヨーロッパ進路予想と気象庁の見方?猛烈勢力で本州上陸の可能性は?」として、台風16号についてまとめていきます!

 

台風16号2021発生

 

9月23日にマリアナ諸島付近で発生した台風16号が、25日の9時の時点でフィリピン東を1時間に15キロの速さで北西に進んでおり、高い領域を北上するため急速に発達することが予想されています。

26日には、「非常に強い」28日には、「猛烈な」勢力になるとみられています。

 

 

米軍やヨーロッパ進路予想と気象庁の見方は?

 

アメリカ・ハワイ州にあるアメリカ国防総省の機関で軍のための気象情報機関「米軍合同台風警戒センター(JTWC)」は一般人もアクセスできるので、台風などアメリカや日本近辺の気象予報をみることができます。

JTWCでは、衛星画像を3つの海域に分けています。

西部北太平洋の略図「ABPW ( ABbreviated Pacific West )」

インド洋の略図「ABIO ( ABbreviated Indian Ocean )」

中部太平洋ハリケーンセンター「CPHC( Central Paciffic Hurricane Center )」

日本へも影響がある「ABPW」の海域をみれば”TS20W=台風16号(Mindulle)”が確認できます。

 

図の見方としては、このような感じです。

  • 黄色の円は「24時間以内の発達は考えずらい」
  • オレンジの円は「発達しても24時間以上かかる」
  • 赤い円は「24時間以内に発達する」
  • 水色の円は熱帯低気圧と温帯低気圧の中間
  • 赤い矢印は熱帯低気圧もしくは台風

 

また、進路図では、

  • 黒い渦のような円が台風の位置を表している
  • ピンクの円が今後の進路予想(台風の中心点)
  • 赤い点線が風速18m/s以上になる範囲予想

となっています。

また、JTWCの時刻表記は日本時間に直してください。(9時間プラス)

 

JTWCによると台風16号は、発展しながら日本に向かい北上する予報となっています。

30日には、日本の南側に接近し、九州、四国、近畿地方などの太平洋側が強風域に入る可能性があり、そのまま北上すれば、関東地方に直撃の可能性もあります。

 

ヨーロッパの気象機関「欧州中期予報センター(ECMWF)」も世界中の気象をスーパーコンピューターで網羅しています。

ECMWFのサイトも一般人でも簡単にみることができます。

農業のために開発された気象機関ということもあり、長期予報に特化したECMWFでは、10日間予報となっており、日本近海は「Eastern Asia」でみることができます。

 

ECMWFの図の見方は、等圧線と風の強さが黄色から緑色で視覚的に表現されており、勢力が強いと緑色が濃くなっていきます。

ECMWFの時刻表記も日本時間に直してください。(9時間プラス)

 

ECMWFによると台風16号は、とても強い勢力となり、10月1日金曜日に関東地方にかなり接近する予報となっています。

 

猛烈勢力で本州上陸の可能性は?

 

気象庁でも、台風16号が今後、北、北北西に進路を変えながら日本の南を進むと予想しており、進路次第で30日に本州に接近するとみられています。

また、30日の時点でも非常に強い勢力だろうということです。

日本の気象庁、米軍やヨーロッパの気象情報機関でも、台風16号が日本に接近することが予想されており、本州上陸の可能性は、現時点で高いようです。

強い勢力の台風となりそうなので、今後の動きに注意して、太平洋側にお住まいの方は、備えておいたほうがよさそうですね。

まとめ

 

この記事では、「台風16号2021米軍やヨーロッパ進路予想と気象庁の見方?猛烈勢力で本州上陸の可能性は?」として台風16号についてまとめてみました。

米軍やヨーロッパの気象情報機関の気象図が一般人でもみれるんですね。

今後、台風など気象が気になる場合は利用してみるのも良さそうです。